そもそも妊娠線って何?

妊娠線とは、妊娠中の女性の半数程度にできると言われている
皮膚真皮にできる亀裂のことです。
妊娠性皮膚線状とも呼ばれます。
通常の傷は、皮膚の中でも表皮と呼ばれる浅い層にできます。
傷は表皮より下へいくと完全には元に戻らなくなるのです。
妊娠線は真皮の亀裂のため、医学的には元に戻らないのです。

妊娠線

妊娠線

妊娠線とは表面ではなく真皮にできる亀裂のこと

妊娠線を消すにはどうしたらいいの?

上で述べた通り、完全には消せないのが妊娠線。
もちろん、月日が経つと、赤みが消えて、かなり目立たなくはなります。
しかし、真皮に亀裂があると、皮膚の張り感まで失われてくるため
元のようなお肌には戻りません。
では、どうしたらいいのか?
次に最新医療をおすすめします。

フラクショナルレーザー

これは、本当に小さな穴をレーザーで多数あける治療です。
真皮層に熱を加えることにより、
コラーゲンが収縮し、お肌がひきしまります。
傷跡だけでなく、皮膚の質感の改善も期待できます。
通常数回施術することにより、かなり目立たくなります。

フラクショナルレーザー

フラクショナルレーザー

ドット状にレーザーを照射し、熱の作用によりコラーゲンを収縮

高周波治療

レーザーではなく、高周波(RF)という電気的な刺激でお肌の深部に熱を加えることにより、コラーゲンを産生しお肌の引締めを行います。
この治療は、お肌のリフトアップなどにも用いられています。
皮膚の表面には傷をつけず照射するものが主流ですが、
最近では針の先から高周波をだし、より効果を強力にしたものもでてきています。

最新の高周波(RF)治療

最新の高周波(RF)治療

針の先から高周波をだし、引締め効果がより強くだせるように

妊娠線を消すクリームはどうなの?

上記の通り妊娠線は皮膚の表面ではなく奥に出来るため、残念ながらクリームでは消えることはありません。
しかし、クリームやオイルを使ってスキンケアすることは、肌の弾力を高め、妊娠線を目立ちにくくする助けにはなります。

クリームはあくまでも補助的に

クリームはあくまでも補助的に

残念ながらクリームでは妊娠線は消えません。しかし、妊娠線を予防するには一定の効果が認められます。

出来てしまった妊娠線は

一度出来ると消えない妊娠線。
でも、最新美容医療ではかなり改善できることがわかりました。
ネックなのは、施術金額。決して安くはないため、
しっかりケアして出来るだけ妊娠線を作らないようにしましょう。

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