
妊娠中どんなものを食べたらいい?控えるべきものは?
妊娠中は食の好みが変わったり、運動を思うようにできなかったりとこれまでとは違った体質になってしまいます。その為、どうしても偏食になってしまったり、過食してしまう症状が見られることも。
直接口から栄養素を摂取する食事は、妊娠中にはこれまで以上に慎重になりたいところです。妊婦さんが食べておきたいもの、避けるべきものを覚えておきましょう!
つらいときは無理に食べなくていい!
身体を作る為にはしっかりと食事を摂らなければいけないと思っている方も多いと思いますが、つわりのひどさは人によりますので、無理に食事を食べようとする事はありません。
特に、妊娠初期のこの時期に無理に食事をしてしまうと、吐いてしまう事も多くなり、結果的にストレスを溜めてしまいます。食事が摂取できない場合には、水分の補給をしっかりとるようにしておけば問題ありません。
つわりの時に無理をしてしまうと体力を消耗してしまいますので、決して無理はしないでください。
妊娠中に積極的に摂取したい栄養素
妊娠中には不足しがちな栄養素を中心に摂取するのがおすすめです。妊娠中は赤ちゃんに血液を優先的に回していますので、どうしても貧血になりやすいのです。
そのため、貧血予防に効果的な鉄分を多く含むほうれん草やレバーなどを意識的に摂取する事が重要になります。また、妊娠中はむくみやすくなっているので、カリウムを豊富に摂取できるブロッコリーやカボチャなどを意識して摂取しましょう。
カボチャは特に食物繊維が豊富な上に、身体を温める効果が期待できますので、なるべく多く食べる機会を増やすように心がけてください。
控えたほうがよいものは?
コーヒーやお茶はカフェインを大量に含んでいるため。妊娠中の摂取は好ましくないと言われます。カフェインには神経を興奮させる効果があるので、質の高い睡眠を妨害してしまったり、胎盤の血液を減少させてしまう作用があります。
また、カフェインにはカルシウムを尿から排出させる作用があるので、貧血の症状を悪化させてしまう可能性があります。でも、コーヒーで気分転換したいという妊婦さんには、カフェインが含まれていない「デカフェ」がおすすめです。
また、お茶を飲むならノンカフェインでありながら、栄養がたっぷりのタンポポ茶やルイボスティーにするなど心がけてください。
まとめ
妊娠中は妊娠前よりも抵抗力が無くなっているので、生ものも控えたいところですが火を通せばある程度の物は食べられるようになります。
食べられない事でストレスを溜めてしまう方も多いので、妊婦でも食べられる物をリストアップしておいて、その中からメニューを決めるとよいでしょう。
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