
今日から始める!母乳を増やす自己ケア
出産したら赤ちゃんに初乳という貴重な栄養を与えることになりますが、出産してすぐに母乳が出るか心配だという方に、
妊娠中の今日から始められる、自宅での母乳ケアをご紹介します!しっかりケアをしておくと、スムーズな授乳を始められるかもしれません。
中々母乳が出ないことはあるの?
出産直前から母乳が大量に出る方もいれば、出産してからも母乳の少なさに悩まれる方もいます。なかなか母乳が出ない時は、助産師さんから母乳マッサージを受けることができます。
母乳マッサージをしてもらうと母乳の分泌が促進されて、赤ちゃんが吸うことでより母乳が分泌されるようになります。一般的には、30㏄程度の母乳が作られるようになって、1か月、2か月と経つうちにより多くの母乳が出るようになります。
はじめのうちは誰でも少ないものですが、心配だという方は妊娠中から母乳マッサージをしておきましょう。
母乳が出なければミルクをあげることになる?
出産直後から赤ちゃんはお母さんの母乳を飲みます。特に出産直後の数日だけ分泌される、「初乳」と呼ばれる母乳は赤ちゃんにとって、とても必要な栄養素と抗体が入っています。
母乳が出ない時は、産院のほうで用意してもらったミルクを与えることができますが、通常の場合は、入院中にあまり母乳を飲まなくても赤ちゃんは平気です。お腹の中でしっかり栄養を蓄えているので、多少母乳を飲まなくても大丈夫なのです。
そのため、赤ちゃんは入院してから退院する頃までに体重が減っている、というのもよくあることです。
自宅でできる母乳ケア
妊娠24週目には、自分の乳首をチェックしてみましょう。赤ちゃんは吸いやすいか、乳首の長さが1センチあるか、柔らかいかなどをチェックしましょう。もし、乳首が硬い、長さが短い、ということなら母乳マッサージを始めましょう。母乳マッサージは今日からでも始められます。
乳液やオイルなどがあるとやりやすいですが、母乳マッサージは痛くない程度に乳首を揉んだり、つまんだりして伸ばすマッサージと、おっぱい全体を手で包み込んで柔らかくするというマッサージです。乳房を持ち上げるように、引っ張るイメージでマッサージをして痛くない程度に行いましょう。
まとめ
母乳マッサージは通常、臨月の時に行います。それよりも早いと胸が張るほか、お腹へ負担がかかるので避けた方が良いでしょう。
マッサージをするタイミングは、リラックスできる時です。お風呂に入って体が温まってから行うと、より効果も高まります。