名前に使用された漢字からはどうやっても読めないような名前やアニメのキャラクターのような名前は一般的に、DQNネーム、キラキラネームなどの呼び方をされます。

このキラキラネームは日本だけでなく、海外でも目だって来ていてアメリカなどでは、自分の息子に「エクセル」という名前を付けた方も登場しています。

海外メディアの発表では、若年層の親や低所得者にこのようなキラキラネームを付ける傾向が強いとされているようです。

キラキラネームを付けているせいで、子どもの命に関わる問題に発展してしまうケースもあるでしょう。

例えば「美空」とかいてびゅあっぷると読むのだそうです。これは空を英語にするとアップルだと勘違いしていた両親によってつけられた名前なのですが、初見ではみそらと呼んでしまうと思います。

特に緊急の災害時では、キラキラネームを読むのは難しく、名前を読んでも両親との連絡が取れなくなる可能性もあります。また、患者IDを作り間違える可能性もあるのです。

キラキラネームは人生においてもマイナスな面があります。それが最も顕著に表れるのが就職活動です。大手企業では、キラキラネームの方の場合には、書類審査で落とす事を公言している所もでてきています。

ただでさえ就職難な世の中ですから、自ら子どもの将来の可能性を狭めてしまっている事になります。

また、キラキラネームをつけられた事によってお子さんがイジメに遭うケースもあります。名前を付けるのは将来を決める重要な事だと認識してください。

子どもに名前を付けるのはとても大変な事です。天使のように可愛い赤ちゃんも、いずれ大人になります。

親としては子どもが成人しても本人が困らない、恥ずかしい思いをしない名前をしっかりと付ける必要があります。

画数も大事ですし思いやりも大事ですが個性を出そうと頑張り過ぎずに、子どもに最適な名前を付けるようにしてみてください。子どもの人生は両親のものではなく、子どものものなのです。