
妊娠中は薬の代わりにアロマテラピー!? フランス的マタニティライフ♡
アロマテラピーが「芳香療法」として扱われるフランス。アロマの知識をしっかりとつければ、妊娠中も快適に過ごせるかもしれません。
まずは好きな香りを探すことからはじめてみませんか?
効果を求める人ほどアロマテラピー?
もともとフランスではアロマは医師が治療のために処方するものとされており、アロマテラピストと名乗れるのは医師と薬剤師だけだそう。しかし日本に広まっているリラックスや美容が目的のアロマは主にイギリスから来たもので、目的が違うため、ブレンドの仕方や使い方も異なります。
そもそもアロマテラピーって何?
アロマテラピー(仏: aromathérapie[※ 1])またはアロマセラピー(英: aromatherapy[※ 2])は、芳香療法、香料治療である。実際様々な方法が行われているが、一般的には、精油(エッセンシャルオイル)、または精油の芳香や植物に由来する芳香を用いて、病気や外傷の治療、病気の予防、心身の健康やリラクセーション、ストレスの解消などを目的とする療法である。
妊娠中にアロマテラピーはできるの?
妊娠中にアロマテラピーができない、ということはありませんが、正しい知識を持って選ばなくてはいけません。また、個人で行う場合には安定期に入る20週〜の使用をお勧めいたします。
また、妊娠中はとても香りに敏感になる時期でもあるので、効果も大切ではありますが自分にとってリラックスできる香りを選ぶのかよいでしょう。
ラベンダーの精油って使っちゃいけないの?
リラックス効果も高いラベンダー精油ですが、妊娠中にはあまり使っちゃいけないといわれることも多い精油です。
どうして、ラベンダー精油を使ってはいけないのかというと、成分の中にリナロールに血圧を下げる働きがあると考えられているからです。
そのため、血圧が常に低い妊婦さんには使用を避けるべきではあるのですが、そうではない妊婦さんには特に使用不可な成分は多く含まれていません。
ラベンダースパイク・ラバンジンには注意。
妊娠中、こんな成分には要注意!
テルペン類の一部、アルデヒド類
容量や肌のコンディションにもよるが、皮膚刺激を感じやすいと考えられる。使用方法や希釈、塗布に注意をする。芳香には問題ない。
(レモン・レモングラス・シトロネラ・ユーカリレモンなど)
ケトン類
ケトン類に含まれる全成分ではなく、一部容量によって強く毒性を示すと考えられる成分。芳香は行わないように。
(ローズマリーカンファー、カンファーなど)
関連するまとめ

子宮頸管の長さが短いときは結婚式に参加してはいけない?注意点と参加の断り方について
子宮頸管の長さが短いときというのは、予定日間近や先生から絶対安静を言われているときです。妊娠中は、何が起こる…
みき / 2924 view

セラピストをしています。
ラベンダーの名称がついている精油でも、ラベンダースパイクやラバンジンは、カンファー(注意が必要なケトン類)を多く含有しているため、使用を避けるべきではあります。
学名がきっちり書いてある精油を使用するとよいでしょう。